鑑定士のひとりごと

傾いたマンション

基礎杭工事の不正で横浜市にある11階建てのマンションが2㎝あまり傾いた。 くい打ち工事は旭化成建材(旭化成の子会社)、工事の元請けは三井住友建設、販売は三井不動産レジデンシャルといういずれも日本を代表する?立派な会社であ […]

空き家問題を考える(その2)

先日(2015.9.1付)の日経新聞の経済教室欄にシンガポール国立大学教授の清水千弘氏の空き家問題の記事が掲載されていた。教授によると使い手がいなくなった空き家は社会の資源配分の最適性から考えれば取り壊されて新しい用途へ […]

空き家問題を考える(その1)

全国の空き家は2013年10月1日時点で何と820万戸あるという。総住宅戸数に占める割合は13.5%(総務省の住宅・土地統計調査、速報値)で過去最高であるらしい1958年には36万戸、2、0%にすぎなかったが右肩上がりで […]

農地法改正

全国農業協同組合中央会(JA 全中)の権限を縮小し、地域農協や農家の競争を促すため改正農協法が8月28日成立した。改正法の柱は現在、農協組織の頂点にあるJA全中や全国農業協同組合連合会(JA全農)が地域農協をサポートする […]

空師

あなたは空師という職業をご存知だろうか。地上数十メートル、天を衝くような巨木に登り、幹や枝を切り出す職人のことを「空師」と呼ぶんだそうです。 空師は倒木の危険のある神社、仏閣屋敷などにある大きな木を周囲になるべく被害が出 […]

耕作放棄地

 1年以上にわたって何も作物を栽培せず耕作を再開する見込みのない農地のことを耕作放棄地という。この耕作放棄地が高齢化の進展、後継者不足などで年々増え続け今では国内の農地全体の約1割、40万㌶(概ね滋賀県の面積に匹敵)に達 […]

賃貸アパート・マンションのオーナー

アベノミクスで少し景気が上向き加減なのか、「あなたも賃貸アパート・マンションのオーナーに!」とか、「不動産投資であなたも〇〇長者に!」とかいった出版物や広告を最近よく目にする。本の著者がどこまでそれを実践しているのかよく […]

地価と見合いの釣書

適正な地価を求めるための鑑定評価作業とは土地の的確な認識の上に必要とする関連資料を充分に収集し鑑定評価の手法を駆使してその経済価値を判断し貨幣額をもって表示することである。 鑑定評価の手法には  ① それにどの程度の費用 […]

トップへ戻る