鑑定士のひとりごと

地価と見合いの釣書

適正な地価を求めるための鑑定評価作業とは土地の的確な認識の上に必要とする関連資料を充分に収集し鑑定評価の手法を駆使してその経済価値を判断し貨幣額をもって表示することである。

鑑定評価の手法には 

① それにどの程度の費用がと投じられたものであるか 

② それがどれほどの値段で市場において取引されているものであるか

③ それを利用することによりどれほどの収益(便益)が得られるものであるか

この3点を考慮するのが通常の評価手法である。土地は極めて個別性の強いものである。突き詰めればどれ1つとして同じものはない。人間をものに譬えるということはいささか不謹慎かも知れないが土地もその点、人によく似ている。見合いの釣書にもまず写真があって

①学歴(どの程度費用をかけたか?)

②どういう職業についているかとか社会的な評価、周りの評判(市場性?)

③給料、年収はどの程度か、将来性はあるのか(収益性?)

といったことが伴侶選択の1つの基本といえる。

最近は出会い系サイトや、街コンなどが盛んのようで雰囲気ですぐに引っ付き、すぐに別れるようなケースが非常に多い?あとさき考えず安直に引っ付きすぎるからだろう。反面、正式な見合いは随分減ったようである。しかしながらいつの時代でも将来添い遂げられるお互いの伴侶を見つけるため無意識のうちに①②③を総合的な判断材料としているのではなかろうか。

終の棲家である土地を選ぶのも人生の伴侶を選ぶのもよく似たものだと思った次第である。

Return Top