売買・交換等

不動産の売買にあたって

不動産の購入・売却に際しては、まず適正な価格を把握しておく必要があります。一般に、不動産の売買では、不動産仲介業者の査定をもとに売り出し価格を決定します。
ただし、この査定額は「この辺りでは、だいたいこの金額だろう」という価格です。
確かに、周辺の不動産取引が活発で、ある程度の相場が形成されており、且つ、土地の形状も整形地である等の場合には、査定額が大きくぶれることはないでしょう。
しかし、賃貸ビル等の収益用不動産、大規模画地、不整形地、がけ地、無道路地、高低差のある敷地等、判断の難しい土地や建物の場合の価格については、専門家である不動産鑑定士による不動産鑑定評価を活用し、より精査して決定することが望ましいと考えられます。

不動産を交換する場合

不動産を交換するときには、その交換資産の評価を適正に行わないと紛争が生じる可能性があります。特に、同族会社間売買、親族間取引では、どうしても取引価格がお手盛りになる傾向が強く、税務当局からその売買価格の信憑性・妥当性について不正がないかどうか厳しいチエックを受ける可能性がありますので、鑑定評価の活用が重要となります。

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