以前、自宅の洗濯パンを取り外し、洗濯機の設置に成功したのですが、(その時の様子についてはこちらの記事をご参照下さい)下記の図面の様に、排水用配管に洗濯機のホースを直接接続するという簡易なものであったため、今後洗濯機を買い替えた場合、簡単に排水用配管に接続することが難しくなってしまうため、今回は「排水トラップ」なるものを取り付けてみました。
<現在の配管の接続図面>
<現在の様子>
↓こちらが「排水トラップ」です。今回はカクダイ社製のものをホームセンターにて購入しました。「トラップ」って何かの罠って意味なんでしょうか??
そもそも、戸建住宅の排水管ってどんな仕組みになってるの??という方に、分かり易い図面がありましたので紹介しておきます。
因みに、排水管に使われる塩ビ管(硬質ポリ塩化ビニル管)は一般的にVU管とVE管が使われており、VU管の方がVE管より肉薄となっています。(VE管は給水管としても利用されているので、水圧に耐えられるように肉厚となっている)我が家の排水管はVU管でした。
排水トラップにもVE管用、VU管用、併用可能なものがあるので、購入する際には事前にどちらの管を使っているのか確認しましょう。
<排水トラップの説明書>
床面のアルミ板を取り外した様子です。排水用のVU管が顔を出しています。以前はこの管に洗濯機のホースを直接接続していました。
VU管は継ぎ手と接着剤があれば簡単に延伸することが可能です。
<排水トラップ設置後の図面>
こちらは、先ほどの既存VU管を床上まで伸ばしたものです。
このままでは長すぎますので、塩ビ管専用のノコギリでカットします。
写真では分かりにくいですが斜めにカットしてしまい、調整していたら短くなりすぎてしまいました(*_*;
これでは排水トラップを接続できません。。
VU管を取り外そうとしても接着剤で強力に接着されており外れません。
・・・・やばい(:_;)どうしようもできない。。
業者を呼ぶという禁じ手が頭をよぎります。まさにトラップにハマった状態です。
いろいろ考えた結果、既存のVU管を根元から切って、新たに接続すればよいという結論に至りました。
ホームセンターを行ったり来たりしてようやく妥当な長さに調整できました。
ここでの教訓ですが、VU管を切断するときは継ぎ手に接続する前にしっかりとしたところで断面が真っすぐになるようにノコギリを入れましょう。(それでも真っすぐに切断するのは難しいですが・・・)
アルミ板もグラインダで穴を広げて調整しました。
排水トラップを接続しました。
これで洗濯機を買い替えてもスムーズに接続することができます(*‘∀‘)
ただし、給排水管に施行不備があると水漏れの原因となり大変危険です。
私も水漏れなく排水できているか正直不安です・・・
安易に手を出さずに素直に業者さんにお願いした方が良いかもしれませんね。