街中を歩いていると空き地や空き家に「売物件」の看板がかかっているかと思います。
実はこの看板、ネット全盛期の現代においても非常に有効な販売ツールなのです。
買い希望者の話を聞いてみると、実は物件の隣接地や近隣に居住する方で、立て看板を見て連絡されたという話はよくあることです。
この看板、設置するのには大体いくらくらいかかるものなのか?
サイズや設置場所にもよりますが、通常の立て看板で2~3万円(デザイン料・設置料込み)くらいじゃないかと思います。
「これ、なんとか自分でできないかなぁ・・・」と思い立ち、DIYチャレンジしてみましたので紹介します。
【看板の準備】
さすがに看板をDIYするというのは現実的ではないので、ネットで探してみました。
屋外設置可能な材質で、四隅に穴あけ可能な商品を探したところ、送料込みで8,560円で該当する商品がありましたのでポチッ。
これが届いた看板です。土地・建物両方に利用できるよう、「売物件」で作成しました。それと会社名と電話番号。非常にシンプルな内容です。材質はアルミでしっかりしていますので、野立て看板として利用しても大丈夫です!
【支柱の準備】
支柱については、どうやって設置すれば立て看板として雨風に耐えうるものになるか非常に悩ましかったです。
色々な参考サイトをみて研究した結果、今回の物件は更地で、また、地面がコンクリートではなく土という条件でしたので、今回は地中に杭を打ち付ける方法にしました。
行きつけのホームセンターで購入した材料は以下のとおり。
- 米松角杭 ¥226 × 2本 = ¥452
- ロープ止め 丸型 ¥699 × 2本 = ¥1,398
- 針金(サービス品)
角杭は当初杉素材のものを購入しようとしていたのですが、親切な店員さんから「腐敗するのが早いから米松が良いよ」とのアドバイスをいただいたので、その通りにしました。
このホームセンターはプロの職人さんも多く訪れるのですが、素人にはとっても親切で、あれこれ教えてくださいます。DIY初心者にとっては非常に心強いサービスです。針金も余っているものをサービスしてくれましたm(__)m
因みに、「ロープ止め 丸型」とは、上端部が丸くなった金属製の棒の事です。(参考商品)
【角杭への穴あけ】
購入した角杭に針金を通すための穴をあけていきます。インパクトドライバーに木工用のドリルアタッチメントを取り付けて穴をあけていきます。
手持ちのアタッチメントは3mm~5mmでしたので、どれにしようか悩ましいです。とりあえず一番小さな3mmでチャレンジ!
慎重に穴をあけていきます。
・・・針金通りません。
3mmでは小さかったみたいです。次は4mmで行ってみます!
因みに、サイクルジャージを着ているのは気にしないでください(笑)(この後自転車で山を登る予定でしたので)
再度穴あけ挑戦。
これくらいの失敗にはへこたれません。
次はうまく通りました!
ご満悦ですww
同じように、角杭上下にそれぞれ2箇所ずつ、計4箇所に穴をあけて準備完了です。
いざ設置!
現場到着です。
ハンマーを振りかぶってロープ止めを地中深く打ち付けます。このロープ止めが角杭を支える重要な役割を果たしますので、しっかり打ち付けます。
1回・・・2回・・・気分は北欧神話に出てくる最強の雷神トールですww
腰が引けているのは気にしないでください。慣れてないだけです(´・ω・`)
打ち付けたロープ止めに据え付ける様に、角杭を打ち付けます。
そして、先ほど空けた針金用の穴(2箇所)に針金を通して角杭とロープ止めをしっかりと固定します。
台風でも飛ばされない様に、「これでもか!」というくらい締め付けます。
しっかりと自立しています。
次に、看板を設置していきます。
看板にはあらかじめ四隅に穴が開いていますので、その穴と角杭に空けた穴に針金を通して看板を固定していきます。
ここでもしっかりと針金を締め付けましょう。
反対側も同じように針金で固定してきます。
この日は炎天下だったので少し疲れてきてますww
頑張れ!おれ!
出来ました!
裏側はこんな感じです。
針金がだいぶ余っていますが、小さいことは気にしません。
表面です。
ひと仕事終えてどや顔でポーズ取ってますww
遠景です。
なかなか目立つのではないでしょうか。
お問い合わせ来るといいな(^^♪
【かかった費用】
- 米松角杭 ¥226 × 2本 = ¥452
- ロープ止め 丸型 ¥699 × 2本 = ¥1,398
- 針金(サービス品)
- 看板 ¥8,560
合計:¥10,410
約1万円でできました!看板のクオリティがなかなか良かったので、ネットで注文するのもアリだと思います。会社のロゴマークとか入れても良いですね。その前にロゴを作らないと・・・
以上、看板設置レポートでしたm(__)m