鑑定士のひとりごと

パリ紀行(その4)

2日目は午前8時にホテルを出発。生憎の小雨。本降りになったら困るなと思いつつ昨日外から眺めたルーブル美術館に息子が行こうというのでそうすることにした。ホテル近くのコブラン駅から⑦番線でプラス・ディタリー駅へそこで⑥番線に乗り換えモンパルナス駅へ、次に④番線に乗り換えシャトレー駅へ、またそこで①番線に乗り換えてルーブル駅で降りれば美術館はすぐ近くだ。いい塩梅に雨もやんでいた。息子は以前に1か月くらいパリで遊んでいたことがあるのでメトロも路線図を見ずに行くことができるが小生はガイドブックの路線図と首っ引きでないととても一人では移動できない。それでも路線図さえあれば何とか一人で行動できそうだ。メトロは何度乗り換えしてもパリ市内であれば1、9ユーロのチケット1枚でどこでも行ける。これは安くて便利だ。メトロの中で何か音楽が聞こえてくる。振り向くと楽器を演奏している人がいる。結構うまい。何曲か演奏が終わると紙コップを持って乗客の中を回っている。駅の構内でもこういった光景が見受けられた。日本の地下鉄だったらすぐに車掌か駅員が駆けつけて止めさせると思う。音楽も好きなのだろうがやっぱりお国柄の違いだろう。

ルーブル美術館では当日のチケットを買うのに30分程度並んだろうか。日本の夏だったら炎天下、日蔭もないところで並んで待つのは大変だがこちらは初秋みたいな感じなのでさほど苦にならない。最初戸惑ったがフランスでは0階が日本でいう1階、1階は2階になる。0階には古代ローマ、イタリア、エジプト、ギリシャなどの展示、ミロのビーナスもある。1階、いわゆる2階には有名なモナリザをはじめとする絵画、フランス革命の際のジャンヌダルクの絵もある。またフランスを中心とした装飾品の数々も見事である。ルーブルの建物自体が美術品みたいなもので、その中に超一級品の美術品があるのだから次元が違うぐらいすごい。確か昭和49年にモナリザが上野の美術館に来た時、たまたま東京にいたので見に行った。その時は立ち止まって見ることができないぐらい人が多かったがここではさすがに人は他のところより多いが並ぶことなくすぐ見ることができた。昼頃になりお腹もすいてきたので館内の洒落たレストランで軽い昼食をとり本日の美術鑑賞を終える。午後からは美術館から北へ歩いて20分程度のところにあるガラス屋根に覆われた庶民的なアーケード商店街、パッサージュ・ショワズールを目指す。裏通りのあまり目につきにくいこのアーケード商店街は8月の夏休みのせいか、それともあまり流行らないせいか閉めている店が多かった。ここに行く途中にうどん屋や、ラーメン屋の日本食の店や中華料理店などがある。昼時だったせいもあるが特にラーメン屋は行列ができている。ラーメンは今や世界に認められたB級グルメの1つなのだろうか。そこからオペラ座まで行き中に入ってみようかと思ったが入場チケットを買う為に行列ができているので入るのは止めにした。結構疲れたのでピラミッド駅から⑦番線乗り換えなしの直通でホテルまで帰りシャワーを浴びて本日の夕食に備えることにした。

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